偏食な人間の自炊について考えていたが、答えが出ていない

偏食のまま30年近く生きてきた。修正するポイントはあったのかもしれないが、修正する気がなかったので、狭いまま生きている。食の好き嫌いは人の好き嫌いと同じだと誰かが言っていたが、そう考えると人の好き嫌いも激しいと言えるのだろう。

安くて素朴な定食屋など周囲に無いので、外食をすると概ねオムライスか麺類に落ち着いてしまう。そこで、自炊したほうが幾分か偏りなく(特に野菜を)食べることができると信じて、基本的には自炊をしているのだが、未だに何を作るか考えるのに大変なエネルギーを要する。

だからといってよくある献立アプリにおいては、食材を絞った献立を作るのに困難を極める。(家事代行でも頼まない限り)誰の手も借りられない。アレルギーと違って好き嫌いは自己責任だと言わんばかりに、外部を頼ることが難しい状況にある。

そこで、いま流行りのAIとやらにどうにかしてもらおうかと思って、GeminiのDeep Researchにお願いしてみたところ、レポートの文頭にこのような文言があった。

対象者は、特定の食材(卵、特定の野菜類)のみを受容する限定的な嗜好性を持つ。

限定的な嗜好性て!
嗜好性という言葉にちょっとしたマニアックさを感じるのは、インターネッツに毒されすぎなのか?

聞き方が悪いのか、レシピをまとめてくれるわけではないので、何を作るのか1週間に数回考えなければならない生活を脱したければ、自力で献立を作って固定するしかないようだ。いや、それが面倒すぎるんだって。

こう、一度やってしまえば後が楽になるというのに放っておいてしまっていることは他にもあるなと思う。小さいストレスを積み重ねるほうがいいとは思ってはいないんだけどなァ。同じものを食べ続けることに苦がない以上、最小で5つほど献立があれば1週間耐えられるはずなんだが、まぁ最初が面倒なものである。

この文章は、「限定的な嗜好性」という言い回しがあまりに愉快すぎて記録しておくものである。今度から使おうかな、限定的な嗜好性。また、Gemini氏に言わせれば、限定的な嗜好性を持つ人間は使う食材の幅が少なくて済むために、効率的な自炊に向いているらしい。そこで、今年中には重い腰を上げて献立を固定したいと思ってはいることを宣言だけしておく。なんて遠回しな。

奄美大島へ行ったときに泊まったゲストハウスの近くにあった定食屋の雰囲気がとてもよかったので、こういうやつ、こういうやつをさらっと作りたいものだ。

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